10日ぶりの帰国

深夜1時30分発のシンガポール航空に乗ると（いや、乗る前からですが）、みんなすぐに寝入っていました。気がつくと空には朝日が昇っています。朝食を食べて、日本に戻る準備をします。

定刻より少し遅れて到着しました。校長先生や保護者のみなさんが待ってくださっている南到着ゲートへ、担任の先生を先頭にして出て行きました。到着ロビーで簡単な解団式をしました。まずは校長先生からごあいさつをいただきました。

続いて生徒代表が英語と日本語であいさつをしました。みんなとても元気で、ぐったりした感じがないのが驚きです。

最後にJTBの方から、①ニュージーランドドルの再両替について、②今日を含めて72時間以内に病院にかかった場合は保健対象となること、③スーツケースなどの破損が見つかった場合のこと、について連絡がありました。②と③の場合は必ず担任の先生に連絡してください。②については23日が祝日に当たるので注意してください。

さて、充実した10日間の研修が終わりました。生徒たちはすべての活動に全力で取り組み、満足度はとても高かったと思います。

保護者の方々も、滞在中は日々のブログを通じてお子様の笑顔に接していただき、また、帰国後はたくさんのお土産話を聞いていただくことで、生徒たちの満足感と充実感を共有していただければ幸いです。

ご愛読ありがとうございました。これをもちまして「2017年度SCC研修ブログを終わります。

宿舎清掃を済ませ、シンガポール経由で帰国の途に

今日は研修を終えて、いよいよ帰国の途につきます。朝食後はみんなで片付けをしました。使った部屋は掃除機をかけます。

自分たちが使った部屋もきれいに片付けをしたあとは、スーツケースを持ってSCCでの最後の記念撮影をとりました。お見送りのニコラ先生と、二人の息子さんもきてくださいました。

クライストチャーチ国際空港にて。今からチェックインです。

飛行機は、正午発の予定が45分も遅れて出発しました。搭乗後2時間ほどで食事が出ました。

9時間のフライトで、ようやく乗り継ぎのシンガポール、チャンギ国際空港に到着しました。入国検査の前に記念撮影です。

空港ロビーでは、JTBハワイの添乗員の方が出迎えてくださいました。そのままバスで中華料理店へ向かいます。

食事を終えると、再びバスに乗ってシンガポール・フライヤー（大観覧車）に向かいました。空港に到着したときは雨が降っていましたので、観覧車に乗れるかどうか不安がありましたが、無事、乗ることができました。160メートルの高さからシンガポールの夜景を楽しみました。

再びJTBのバスに乗って、今度はマーライオン公園です。

マーライオンの前で記念撮影です。

向こう岸には、先ほど乗ったフライヤーとマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルが見えます。

トランジット時間を利用したシンガポール小旅行は無事終了し、全員再びシンガポールを出国しました。日本へ向かう飛行機は明日の午前1時30分発の予定です。今、搭乗口で待機しています（みんな寝ています）。では関空でお目にかかりましょう。

コワイ・ブッシュ〜修了式とピザパーティ

いよいよニュージーランドでの最後のアクティビティの日を迎えました。まずはいつものように朝食を食べます。日本を出発して早や1週間以上が経ちましたが、みんな元気です。

さっそくアディルさんのシャトルバスでコワイ・ブッシュへ向かいます。今日はアディルさんの3番目のお子さんもいっしょに来られました。

約1時間ほどかかって都心部を離れ、車窓から見る風景がだんだんと広大なものに変わっていきました。向こうには南アルプスも見えます。

到着するとさっそくライフジャケットを身につけて全員、ワイマカリリ川の川岸へ降りてきます。川が見えると、その美しさにみんな感激です。

ジェットボートに乗り込みます。

20分ほどの体験でしたが、スピンなどもあってみんな大きな声で歓声を上げていました。

満足して下船し、ドラバーの方を囲んで記念撮影です。

続いて、羊の餌やりです。手のひらに置いた餌を羊が食べに来ます。

次は、シープ・ドッグ・ショーです。経験豊富なブルーと訓練中のフリンが見事に羊を統率しています。

二人の生徒が指名されてシープ・ドッグの仕事にチャレンジしましたが、上手くいきません。クリスさんには「仕事にならんな」と言われました。

次は、羊の選別の仕事です。これも指定された羊をうまく分けられず、「仕事にならんな」と言われました。

アルパカとの記念撮影です。毛皮を触って、みんな「気持ちいい！」

次は先ほどの賢いシープ・ドッグ、ブルーとの記念撮影です。

次は、羊の毛刈りです。通訳は担任の先生が務めてくれました。

クリスさんの実演を見たあとは、一人一人がはさみで毛刈りに挑戦です。肉を切らないように慎重です。

自分が切った羊毛をもらいました。

羊毛からとったラノリン ・オイルを手につけてもらいました。

続いては、昼食です。ラム肉を初めとする料理にみんな大喜び…。

その後は、お土産を買いました。

続いては、乗馬です。二つのグループに分かれ、晴天の牧場道を30分ほどかけて往復しました。最初はおっかなびっくりだった人も、帰ってきたときは「楽しかった〜！」と言っていました。

前半グループが乗馬を楽しんでいる間、後半グループはシープ・ドッグと遊んだりして待っています。

後半グループの出発です。

楽しかったコワイ・ブッシュでの体験を終えて、宿舎に帰りました。今日の夜は、修了式とピザ・パーティです。

SCC創立者のお一人である故バート・ファイフィールド先生（元クライストチャーチ教育大学副学長、昨年ご逝去）の奥さん、ジョスリン先生も参加してくださいました。まずは「招待してくださってありがとう」というごあいさつをいただきました。

ゆっくりとした口調で話されるジョスリン先生の話にみんな静かに耳を傾けています。

次は、代表がこの1週間の研修へのお礼を英語で述べ、班長が3人の先生方にプレゼントを手渡しました。Sonoda Gakuen のロゴが入ったボールペンです。

ニコラ先生とヘンク先生があいさつをしてくださいました。お二人とも、「とても積極的で明るく元気な生徒さんたちでした」と言われました。

続いて、一人一人に修了証が手渡されました。ジョスリン先生が名前を読み上げ、ニコラ先生が手渡してくださいました。

最後は、得意の歌とダンスを披露しました。歌は One DirectionのWhat makes you beautiful で、ダンスはジュエルです。先生方は「上手ですねえ！」と感心されていました。

歌の途中で感極まって涙を流す生徒もいました。

修了式を無事終えると、ピザ・パーティです。まずはヘンク先生のご発声で乾杯。その後は、ピザを好きなだけ食べながら、各テーブルで先生方を囲んで話をしました。みんな積極的に英語を使って交流ができました。

最後にみんなで記念撮影をしました。ピザの箱などを持っています。

パーティも終わってジョスリン先生が帰られるとき、だれからともなくみんなで花道を作ってお見送りしました。

ニコラ先生の車で帰られるジョスリン先生にいつまでも名残を惜しんでいます。

ヘンク先生とも今日でお別れです。名残は尽きません。

いつもより1時間ほど遅くミーティングが始まりました。全員が充実した研修に満足感を表明しました。

明日はいよいよSCCを発って帰途につきます。諸注意を聞いて解散しました。

解散後、整美係が残って、明日の部屋・談話室・トイレ・シャワールームの清掃について細かく打ち合わせをしました。「来たときよりも美しく」を忘れないで、きれいにして帰ります。